茶話会しましょ

まったり、ふんわり徒然なるままに

恋愛~甘いお話からは程遠い~

え~、先日よりTwitterにリンクを貼り付けております故、SNS経由で足を運んでくださる方がみえるかと。

宣伝をしているわけではないので、わざわざみつけて覗いてくださってありがとうございます!

今回はたまに呟いているんですが、私の少し変な恋愛観についてをテーマにしたいと思います。

 

過去に恋愛経験がない!…ということはありません、一応。

豊富と公言できるような経験値は持ち合わせていませんが、それなりに好きな人がいて、それなりにお付き合いをして、それなりに別れを経験し…という人並みの恋愛はしたことがあります。

が。紆余曲折を経て、現在は恋愛感情に蓋をしている状態なので、およそ5年ほどは恋愛とは無縁の生活を送っています。

それはどういうことなのか?少し説明を加えていければいいかなぁ。

 

蓋をした経過は、以前の記事で少しお話したんですが、あまり覚えていません。

特定の大きなショックがあったというより、何度も同じ失敗を繰り返して、自分を別人にしてしまい、恋愛以外のすべてをぶち壊していく事実に、少しずつ諦めていったというパターンだと思います。

それほどに、私の奥底を預けたいと思える恋愛は、ドロドロしていて美しいものではなく、抱えて生きていきたくなくなる種類の感情だった。

この辺りの詳しい話は、今までに1人にしか伝えていません。

私の友人も、交流している人も、恋愛しているかどうかに関わらず、みなさん恋愛しないという価値観とは別の世界に生きている。

そう感じていて、おそらくは困惑や心配を呼ぶ発言になるだろうと予測しているので、軽く笑い話として伝えるくらいでヘビーな部分はさらけ出さないようにしています。

 

ドロドロは置いておいて、恋愛しないとはどういうことなのか?

単純に恋愛感情に疎い状態にあるのと、そこに踏み込もうとすると自動的にシャッターが降りるような状態です。

少し生々しいお話ですが、私はセックスもしているし、その最中・前後に疑似的な甘い会話やデートもしています。

「恋愛」というシチュエーションが苦手なのではなく、恋愛感情によって私が壊れてしまうことが怖い。

なので一定のラインを踏み越えて入り込まないと分かっていれば、私から「好きだよ」と伝えもするし、相手が「僕もだよ」と返してくれれば自然に笑顔になります。

実際に上記のやり取りをしましたが、拒否反応が出るわけでもなく、ドキドキして恋愛的に「好き」になってしまうこともありませんでした。

逆に明確な何かがない状態でも、私に対しての独占欲が垣間見えたり、私の行動を制限しようと働きかけがあったりすると、シャッターが降りていく感覚があります。

恋愛という感情を中心にして、揺さぶられなくない・入り込まれたくない範囲が明確に存在しているなぁ、と感じています。

 私が興味・関心がないのは恋愛だけなので、LOVEではなくLIKEであれば、とても大切な人はたくさんいます。

愛情がないのではなく、適切な距離を保った関係性でいたい。

この、私にもうまく説明しきれない感覚の違い。

 

いつの間にか蓋をしていたんですが、恋愛に振り回されなくなった頃から、いろいろなことに対して視野が広くなった気がしています。

許せることが増えて、他者の内面を配慮できるようになって、自己の確立がすすんで。

面倒をすべて手放したら、とっても楽になりました。

同じような感覚を持ちながらも恋人を作る方もみえると思いますが。

私は面倒くさがりなので、恋人も欲しくはなくて。

どんどん恋愛から遠ざかった結果…何故か私の感覚を理解する存在ができました。

要らないやって思うと、捕まる存在が現れる不条理…なんてね。

(あ、恋愛対象が見つかったとかではありません)

 

恋愛しないことに付随して、結婚やら出産にも関心がありません。

このテーマも重い話になってしまうので、今は深くは語れないのですが。

私の本質的な問題に関わってくるので、おそらく今後も変化することはないと思われます。

今現在は、私の問題をゆっくりと解消させながら、少しでも幸せに生活していくのが目標なんですが。

悲しい出来事があったし、私の拠り所が不安定だし、環境は変わってないけれど。

不思議と今は楽しい方が多くて、充実しています。

頼っている方にも指摘されて、見透かされているなぁと笑ってしまいました。

 

私は自分で蓋をしていて、開ける意志がないので幸せなんだと思います。

逆に言うなら、開けてしまったら今の私ではなくなって、ドロドロの感情に塗れながら2人で堕ちていく。

そんな終わりに向かっていく関係しか築くことが出来ないんですよね。

それ程に想える相手がみつかったら、蓋が開いてしまうかもしれませんが…理解者とも話しているんですが、魅力的だけど失くしたら耐えられないから、もう開かないよねって共通認識に至りました。

 

以上が、私の変わった恋愛観です。

誰かの恋愛について聞くのはキュンキュンしたり楽しかったりと、普通の反応するので。

私に恋愛感情を向けるのでなければ、こちら方面も大好物ですよ。